何を守りたかったの?
イライラに振り回されない人生を手に入れよう、
アンガーマネジメントコンサルタントのえっちゃんです。
アンガーマネジメントは怒りの感情と上手に付き合うための心理トレーニングです。
「怒る必要のあることは上手に怒れ、怒る必要のないことは怒らなくなること。」
アンガーマネジメント入門講座では、そうお伝えしています。
思考のコントロール(①許せる②まあ許せる③許せない)に当てはめた時、
仕事上で、「どう考えても③だ。これは”怒る必要のある”ことだ」と思う事例がありました。
怒ると決めたものの、どうもしっくりいかない。。。。。
怒るときのルール
通したいリクエスト
私の「べき」
その時の第一次感情・・・
いろいろと考えを巡らせました。何かが違う。何がちがうの??
リクエストを伝える相手は生身の人間です。上手くいかない時もあります(私の伸びしろも充分感じました)。
伝え方がキツくなれば、相手もしんどいです。
伝わらない、伝えられないしんどさを私も感じていました。
芋づる式に湧き出てくる思いに手を焼きながら、『できこと』は何だったかを考えました。
原因となる課題を洗い出し、解決に向けた話し合いはできました。
その後も気持ちの揺れは続きました。
なぜ私は怒りの温度が10点満点中「5」くらいのことにいつまでも怒りを感じているのだろう。
持続性があるという事だけでは納得できませんでした。理由はまだほかにあるのでは?と考えました。
「怒っている人は何かを守ろうとしている」ということを思い出しました。
私は何を守ろうとしているんだろう??
・・・あ、
わかった。
事例が私の『守りたいもの』の引き金を引いたのです。
そうだ、私はそれを守りたくて戦って(怒りを感じて)いたのです。
やっぱり怒りの正体は自分の内にあったのです。
自分の立ち位置がわかったことで、相手の立場からモノを見られるようになりました。
相手を変えようとしていた事に気づきました。
譲歩の余地はないと思われたことに、譲れる部分を見出せました。
アンガーマネジメントを使って、きょうもご機嫌な1日♬