最後の1枚
先日ふとしたことで、それまで全く忘れていた
記憶の中にある”人生で初めて怒ったこと”を思い出しました。
イライラの感情に振り回されない人生を手に入れよう、
アンガーマネジメントコンサルタントのえっちゃんです。
アンガーマネジメントは怒りの感情と上手に付き合うための心理トレーニングです。
私が幼稚園の年中か年長組の時の話です。
部屋には足けり乗用玩具に乗って遊んでいる弟と少し離れた場所に私がいました。
父親がカメラを手に、フィルムが一枚残っているから写真を撮ってやる
と言いました。
当時の家庭にあるカメラはフィルムを使っていました。
24枚とか36枚取りのフィルムを使い切って写真屋さんに持っていき、
写真を現像してもらっていました。
父親は弟の名前を呼んで、シャッターを切りました。
←写真はイメージです😊
当然自分も写真に写れると思っていた私は怒りました。
(まさに期待が目の前で裏切られた状態ですね!)
むくれた私は台所にいた母親に訴えに行きました。
母親は、”あらあら・・・”という感じで、でも特に慰めるでもなく
何か言うでもなく聞いていました。(と記憶しています)
すると父親が
「おっ、もう一枚あったぞ!えっちゃん、写真撮ってあげるからおいで」
と私を呼びました。
フィルムを巻き上げ、シャッターを押す父親。
でも私は知っていました。
その一連の仕草が真似っこだって。
子ども騙し(←子どもですが)だって。
本当にガッカリして、その場を離れました。
後日焼き上がってアルバムに貼られた写真の中に
その時の私の写真はありませんでした。
せめて、
『えっちゃんも写りたかったのよね、それは残念だったわね』
と母親は私の気持ちを汲んでくれたらよかったのに。
せめて、
『ごめんよ、えっちゃんも写りたかったか。次のフィルム買ったら一番で撮ろう』
と父親は代替え案を出してくれればよかったのに。
私は気持ちが収まらないまま、その後どうやって気持ちを切り替えたのかは
覚えていません。
ただ、大人になった今考えれば
1歳か2歳の男の子が足けり乗用玩具に乗って遊ぶ姿を撮ろうとしたのは
親として自然だし、軽い気持ちで声をかけたのかも知れません。
一方私は第一子で
自分は写真を撮ってもらえるものだと思っていたのですから。
第二子以降でこれを読んでいる方は、
第一子は下の子が生まれるまでの間に一人で撮ってもらった写真がたくさんあるじゃないか
たまに第二子が一人で写真を撮ってもらったくらいで何を言っているんだ
と思われるかも知れませんが。そこは子どもなので、ご容赦くださいね。
今は、デジカメや高性能のスマホカメラがありますからね!
こんな出来事は起こらないですね。
アンガーマネジメント入門講座(大人)やキッズ講座(対象は5~小学生)
で学べば、怒りの感情が生まれる仕組みが分かります。
大人は自分の感情理解や子どもへの適切な言葉掛けが、
子どもは自分の要求や感情を適切に表現できる方法を身につけられますよ😉
よかったらこちらも読んでみてくださいね。
映画「ファーストラヴ」を観てきました https://wp.me/pa8tHj-au
デイリーハッスルズ https://wp.me/pa8tHj-92
アンガーマネジメントを使って、きょうもご機嫌な1日♬